こんにちは
フリーランス美容師のキムラ タカアキ です
先日の夏休みの宿題記事の続きです
前回は、傷んでしまった髪はトリートメントをしても治らないとお伝えしました。
この事は最近は世間一般的にも認知されてきているかと思います。
それでも世の中にはトリートメントが溢れかえっていますね。
美容室ではトリートメントメニューが無い所はほとんど無いんじゃないでしょうか?
ドラッグストアや生活雑貨屋さんでもありえない程のトリートメント商品が出回ってますね。
その辺に関しては企業の利益だったり、美容室の単価アップとかも関係……まぁそれは良いでしょう。
これは前回の傷んだ髪の例えです。全く傷んでない状態が100だとすると、20%程傷んでいる状態です。
原因は様々で、美容室の施術や日々の生活でもダメージは進行します。
髪はある程度傷んでいる状態だと、健康な状態に比べてダメージを受けやすくなってしまいます。
身体も同じですね、健康な時より病気にかかっていたり抵抗力が落ちている時は菌やウイルスへの耐性が弱まってしまいます。
なのでトリートメントで擬似的にでも髪を補修する事でその後に受けるダメージを軽減させた方が良いという事です。
また傷んだままで扱いづらい状態のまま日々を過ごす事はとてもストレスになります。サラサラで扱いやすい方が気分が良いですよね。
引っかかりやすくなった髪を無理やり梳かしたりひっぱったりしたらそれがまたダメージに…
それを少しでも軽減して扱いやすいコンディションに整えておく事が、トリートメントとしての一番の意味だと思っています。
あとはトリートメントによって、髪質や仕上がりの質感を調整してくれる物もあるので、元々持っている髪の悩みを理想の状態に( 一時的ですが ) 近づけてくれる物もあります。
はい、ここまでトリートメントをする意味を書いて来ましたが、ヘアケアにおいてトリートメントよりも大切なのは
「 傷ませない 」
これに尽きると思います。
これまでダメージの原因は色々書きましたが、それらをなるべく遠ざける事です。
じゃあパーマもカラーもするなって事?
アイロンやコテも使うって事?
そういう事ではありません。
それは早とちりですよ、気を付けて下さい。
また長くなってしまったので3枚目に続きます。
それではまた
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