こんにちは
フリーランス美容師のキムラ タカアキ です
8月も中盤に差し掛かってきて休みに入る方々も多いかと思います。学生さんは夏休みのカウントダウンがそろそろ始まる頃ですね、宿題は順調でしょうか?ここらでスパートかけないと間に合いませんよ。
そんな学生さんに乗っかってヘアトリートメントについての感想文を書きたいと思います。
皆さんはトリートメントと聞くとどんな事を想像するでしょうか?髪を修復、補修。傷んだ髪を健康な状態にするもの。
そんな感じでしょうか?
この考え、半分正解で半分間違いってトコでしょうか。
修復や補修をどのように捉えているかにもよると思うのですが、基本的に傷んだ髪の毛が元の状態に戻る事はありません。
どんなに高級なトリートメントでも、美容室で手間をかけても治りません。
近年、毎月のように新しい成分や新発想のトリートメントシステムが世に解き放たれていますが、現時点では治りません。マイナスイオンとかじゃ絶対無理です
髪が生えてきたばかりで全く傷んでいない状態を100だとします。これが0になると千切れます。
髪のダメージの原因は美容院でのカラーやパーマ等に限らず、私生活でのシャンプー、ドライヤー、タオルでの拭き方、髪のとかし方、枕での摩擦、ヘアアイロンでの熱。さらには紫外線、エアコンでの乾燥…などなど基本的に生きてるだけでダメージの原因にさらされています。
どんなに気を付けていたり、髪が丈夫で傷みにくい人でもこの世に生きている以上はミクロ単位ではダメージしていっています。
仮に20%程傷んだ髪にトリートメントをしたとします。
髪の内部に栄養補給をして、それが出て行かないように吸着させて補修したとします。
傷んだ髪にトリートメントをするとツルツルサラサラになって一見治ったかのように感じるかもしれません。
しかしトリートメントによって後から入れた成分はあくまで髪の毛の組織とは別物で、それが髪の毛と同化する事はありません。
この状態には戻らないのです。
あくまで一時的に髪の内部に留まっているだけで時間とともに外に出て行ってしまうのです。
髪は死滅細胞と言われていて、体の他の器官とは違って自己治癒する事はありません。爪などもそうですね、一度傷ついたらそのままです。
じゃあトリートメントの意味ってないんじゃない?
そう思いませんか?そう思いますよね。
僕はそう思いません。
それは何故かと言うと…
長くなってしまうので続きは後編で
次回は何故トリートメントが必要かの理由や、トリートメントよりも大事な事も書いていきたいと思います。
次もぜってぇ見てくれよな!
それではまた
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