【植物のチカラ】 ヘナのメリット・デメリット


こんにちは、
北千住・上野のフリーランス美容師
キムラ タカアキ です

最近オーガニックブランドの話題で世間がざわついていましたね。


一時期、

オーガニック(自然・植物製品)=善

ケミカル(科学・科学製品)= 悪


みたいな風潮があった時もありましたが(今もかもしれませんが)、正直どっちでも良いと思います。
どっちでも良いと言うと語弊がありますね、

使い方とバランス


です。要は。

仮に100%天然成分だとしても、アレルギーが出る人にとっては毒になるし、人口成分も実験の末、人体に影響が無いと判断された物なら何も問題ありません。

…とこの話をすると長くなってしまうので本題にいきます。



美容室で使う薬剤や原料の中でも特に天然成分を使っているのが

ヘナ

です。

たまに美容室のメニューにあるのを見た事がある方もいると思いますが、そもそもヘナって何? と言う方の為に


簡単に言うと植物の名前です。草です。

コレを乾燥させた物を粉末状にして水に溶いた物を使います。日本だと一般的にはグレイカラー(白髪染め) に使用される事が多いですが、海外だと一時的なタトゥーとしても使われています。

(数年前のバリにて)


普通のヘアカラー剤と何が違うのか?メリット・デメリットをまとめてみました。


メリット

・髪、頭皮に刺激が少ない。

・トリートメント効果がある

・色持ちが良い


まず、一般的なヘアカラー剤と違って刺激が圧倒的に少ないです。ダメージに関してはゼロです。通常のカラーとは違う原理で髪に吸着するので繰り返し使っても安心です。
ダメージするどころかむしろ髪にはプラスになります。ヘナの植物のタンパク質が髪に吸着するので髪を補修する効果があります。

特にハリ・コシを出したい人にはオススメです。

色持ちもかなり良いので、カラーの抜けがいつも早い人はより実感していただけるかと思います。


(実際塗ったところ。ドロパックみたいです)


デメリット

・髪を明るくする力は無い

・色のバリエーションが少ない

・汗(塩) に弱い


ヘナの本来の色はオレンジ色とインディゴ(藍色) のみです。なので100%のヘナで白髪などを染めると鮮やかなオレンジ色になります
(もしくは青緑)。
なので、ヘナに染料を混ぜて自然なブラウンに染まるように使う事が多いのですが、それでもカラー剤に比べると色の幅は圧倒的に狭くなります(上のヘナタトゥーも色素が混ざってます)。

また、色を入れる事は出来ますが、本来の髪の色素を抜く事(髪を明るくする事)は出来ません。

なので白髪を染めるのに使われる事が多くなります。
夏場など、汗をかきやすい季節は襟元や枕カバーなどは少し気を使ってあげると良いかと思います。

(本来の色。ナチュラル、インディゴ)



初めて施術する場合は肌に合う合わないもあるので(コレは全てのものに言える事ですが)、
一度パッチテスト(アレルギー診断)をする事をお勧めします。


と、メリット・デメリットを書いていきましたが、自分が理想とするデザイン、イメージや普段のライフスタイルや髪の状態などによって使い分けると非常に優秀なものなので、
気になる方は是非気軽に相談してくださいね。


それではまた


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